リズム運動

リズム遊び

リズム遊びとは

生まれてからの成長過程で行う「寝返り→ずり這い→ハイハイ→高這い→歩行」といった、基本的な身体の動きがベースとなっています。
子どもたちが好きな童謡をピアノ伴奏に合わせて、その動きをしっかり意識的に行うことが脳への刺激を与え、バランス感覚や体幹、指先の分化などの「発達」を促します。

生後10ヶ月頃から行うようになるハイハイ(四つ這い)は、指先から足先までの全てを使う全身運動です。
リズム遊びは金魚やかめ、うさぎや馬といった動物などの動きに、この全身運動が組み込まれているので、子どもたちは自然と遊びを通じてからだ作りを楽しむことができます。

ちゃいれっくのリズム遊びはここがポイント

  • ポイント1

    異年齢での
    実施

  • ポイント2

    毎日繰り返し
    実施

  • ポイント3

    一人一人が
    主役

全年齢でリズム遊びを実施

  • 0歳児から5歳児まで、全年齢でリズム遊びを行います。
    クラス別に実施するのではなく、可能な範囲で異年齢で行うことでお友だちの真似をしたり、興味を持ち、同じようにやってみたいという気持ちを引き出します。

    ・大きなお友だちや自分よりできるお友だちから刺激を受ける
    ・見て学び、自分もできるようなりたいという気持ちになる
    ・順番を守ったり、自分の番になるまでの時間を待つこと
     ⇒等、非認知能力(※)が身につきます。

  • また、毎日同じことを繰り返し行うのは、
    昨日できなかったことができるようなっていく過程を経験し、喜びや自信に繋がると同時にその積み重ねが体幹をしっかりと鍛えることになります。

    そして、年齢ごと順番に取り組むことが基本ですが、一人ずつ見せ場を作ったり、できた事をみんなで喜んだりする場面を大切にしています。
    年齢に関わらず発達の進み具合は子ども一人一人違います。得意なことも人それぞれです。
    頑張っていることをみんなに認められ、自尊心が育まれていきます。

    目標や意欲、興味や関心を持ち、粘り強く、仲間と協調して取り組む力。
    リズム遊びは体幹だけではなく心も強くし、生きる力を養います。

    (※)非認知能力とは
    外から見えにくい心のスキル・能力(社会情動的スキル)。人として成長する上で土台となる能力。
    ・必要な時に集中できる集中力
    ・我慢や目標達成への忍耐力
    ・失敗をしても気持ちを切り替えて頑張る力
    ・他者との協働や思いやる気持ち など